ケアビジョンとは

About Care Vision

AXIVEによって、開発されたCareVisionは、
構想7年、開発期間3年を費やし、実証実験を経て、
2021年9月に本格運用を開始しました。

介護の実体験から得たヒント

利用者の見守り?今のままで十分です。
以前に比べて、介護スタッフの勤務の待遇改善、激務の度合は緩和されています。
世間ではこんなことを表面上は言っているのを良く耳にします。

実際には、そうでしょうか?
そう疑問に思ったのは、まさに、身内に起こった事件がキッカケでした。

施設に身内を預ける、施設の中は安心。
そう思っていたけれども、夜間巡回のおりにベッドの下に転倒していましたと連絡が…直前の巡回のときはベッドに寝てらっしゃったんですが…と。
巡回の頻度は約2時間おき・・・。
結局、後遺症が残ってしまいました。
もちろん、即、気付いていたとしても、後遺症が残らなかったか?と言われれば、それは誰にも判らないのは十分理解しています。

ここで1つのヒントが浮かぶ。
何故、転倒を即、見つけられないんだろう?

介護スタッフの頑張りに甘えていたのではないか?

ヒントを辿って、転倒を如何に防止するのか、という考えをまとめていきました。
現場の介護スタッフさんに話を伺うと、様々な問題点、事情が浮かび上がってきました。

居室のセンサーの設置問題。
プライバシーの問題。
夜勤の激務の問題。
介護スタッフ不足問題。
介護施設のスマホ事情。
介護施設のパソコン事情。
ナースコール頻発問題。
様々な機器の誤報問題。
高齢者の事故における転倒の割合。

等々…

これらを解決することは、並大抵のことではないな、と感じざるを得ませんでした。
しかしながら、全部を一気に解決することは出来ないかもしれないけど、せめて、【放置状態】を防ぐ手立てはないか?
そういう考えに至ったのです。

見守りって、そもそも、定義は?

24時間365日見守るのが、見守りなのか?
そんなこと、人間には出来ないのは当たり前の話。
1名の利用者に、1人介護スタッフ担当つけても、24時間365日は不可能ですよ。

何か、手立てはないか?

24時間365日 疲れを知らないモノって

そんな所から、CareVisionの具体的な構想は始まりました。

我々、AXIVEは、CareVisionを開発するために、様々なアプローチを行いました。
既存の技術を組み合わせてみたり、最新のセンサーを検討してみたりしました。

しかし、どれも上手く行きませんでした。

帯に短し襷に長し。

原点

CareVisionの着想から構想をブラッシュアップするうちに、あれも、これも、と余計な枝葉が沢山盛り込まれていることに気付きました。
これはブラッシュアップではない。
原点に立ち返ろう。

リアルタイムに転倒を検知して、通知する。

これです。
介護の現場に未だ様々な問題があることは、理解していますが、一気に全部を解決することは未だ出来ません。
先ずは、1つを極めよう。
予防策を実施しても防げない転倒はある。

転倒検知を極める

我々、AXIVEのCareVisionは、
『利用者の居室内での転倒をリアルタイムに検知し、即、スタッフに通知する』
このサービスに特化することで、先ずは、現場の介護スタッフに役に立つ、そして、利用者と、その家族の安心感につなげる
を目指しています。

お役に立てれば幸いです。

株式会社AXIVE